DNSの設定

 
DNSドメインゾーンファイルの作成・修正
仮想サイトを作成しても、Domain Name Server(DNS)で、そのドメインのゾーンファイルがなければドメインアクセスが行われません。ここでは、レジストラにネームサーバとしてホスト登録もされている"abc.com"のゾーンファイルを作成することを仮定して説明しています。
ゾーンファイルの設定には、「ネットワークサービス」-「DNS」を選択し、「プライマリサービスを設定」ボタンをクリックしてください。
ゾーンファイルの作成
リストボックスより、"正引きアドレス(A)レコード"と"メールサーバ(MX)レコード"を選択し仮想サイトのゾーンファイルを作成します。"逆引きアドレス(PTR)レコード"はサーバに逆引きの権限委譲を行なっておりませんのでご利用になれません。また、"エイリアス(CNAME)レコード"のご利用はお勧めできません。
通常は、"ホストなしのドメイン名(abc.com)"と"ホストありのドメイン名(www.abc.com)"でAレコードを作成しますが、上記例の場合は、"ns1.abc.com"と"ns2.abc.com"をネームサーバとして使用しているので同様にAレコードを作成しています。この場合、もちろんネームサーバも仮想サイトとして作成しておく必要があります。
このドメインのプライマリネームサーバとセカンダリーネームサーバを指定します。また、TTL間隔(秒)は、このゾーンファイル情報をネットワーク上で保持している時間(キャッシュ)を示します。この数値が86400秒ならば、すなわちこのゾーンファイルを変更した場合、24時間後にネットワーク上で反映、切り替わることを意味します。仮想サイトを移転する場合、この数値を事前に短くしておくことで移転がスムースに行なえます。
 
本サーバでは、ネットワーク上の規則(RFC)に準拠し、仮想サイトの作成には必ずホスト名を示す必要があります。上記の例では、"ホストなしのドメイン名(abc.com)"と"ホストありのドメイン名(www.abc.com)"でAレコードが作成してあり、かつ、仮想サイト"www.abc.com"の設定で、ウェブサーバの別名に、"abc.com"が指定してあると、"http://abc.com/"のアクセスは、仮想サイト"www.abc.com"に接続されます。但し、接続後URL表記は"http://www.abc.com/"と切り替わります。
"メールサーバ(MX)レコード"の設定も同様に、上記の例では、ドメイン"abc.com"のメールサーバは、"www.abc.com"を意味しますが、仮想サイト"www.abc.com"の設定で、電子メールサーバの別名に、"abc.com"が指定してあると、メールアドレスとして、"@www.abc.com"以外に"@abc.com"も同様に利用できます。
 
ドメインのゾーンファイルを作成するとき、必ずホストなしのドメインAレコードから作成してください。先に作成しないとゾーンファイルを正しく登録できません。
 
  ゾーンファイルを作成したら、最後に必ず保存ボタンをクリックしてください。
 
他のドメインのゾーンファイル作成例
上記の例は、このDomain Name Serverで管理している他のドメインのゾーンファイル例です。ネットワーク上でこのドメインについての問合せがあると、Domain Name Serverは上記ゾーンファイルの"正引きアドレス(A)レコード"と"メールサーバ(MX)レコード"を参照し回答します。もちろんこのドメインを、本サーバで仮想サイトとして作成してあると、その仮想サイトにアクセスされます。
もちろん、whoisで確認できるように、上記の例では、"def.com"のネームサーバとして、"ns1.abc.com"、"ns2.abc.com"が登録してある必要があります。